英文法って何?坪井英語塾の英語指導は、他の塾と何が違うの?

語学を習得する方法は2つあります。
1つめの方法は、誰かの言葉をまねして覚えていくことです。
2つめの方法は、主語・動詞・・・など、文の作り方のルールを確実なものにしていくことです。

1つめの方法は時間はかかりません。人のまねをしていくだけなので簡単です。
私の現在、5歳の息子も、その3歳の弟も、私や妻の言葉をまねして少しずつおしゃべりが出来るようになってきました。
1歳の妹もそのようにして言葉を覚えていくことでしょう。
私は、子どもたちに日本語の文法から教えようとは思っていません。

でも、英語については、そうではありません。周囲は日本語だらけです。日本語を話し、聞いて、目にしています。
英語に触れる機会は、学校の授業以外で多くはないでしょう。

坪井英語塾では、英語の指導するときには、2つめの方法をとっています。
きっちりと、くどいほど細かく、わかりやすいように文法を指導していきます。
坪井英語塾で説明する文法は、非常に細かいです。例えば、「これは何ですか」などの疑問詞の説明を例に取ります。
一般的な英会話、または学校や塾などの説明の多くは、このような形になるかと思います。

方法1
疑問詞とは、 何 What / いつ When / どこ Where / どのように how
などを使用します。

これは何ですか。 本です。  は、以下の通りに表現します。
What’s this ? It’s a book.

これらは何ですか。 本です。   複数形の時には、 areを使いましょう。
What are these ? They are books.

あなたは何を持っていますか。本です。 一般動詞の文章は、do を使いましょう。
What do you have ? I have a book.

ある言語をマスターする方法は、2つあると思います。
1つは、よく使われる文章を覚えて、その文章を自分なりに組み合わせることです。
私の小さな子ども達も、親の言葉をまねて、組み合わせて言葉を覚えていきました。

それを英語でやる場合には、上記のように、例文を覚えて、単語を覚えてマスターさせる方法になると思います。
あれ that / 犬 dog
あれは何ですか 犬です。
What’s that ? It’s a dog.

坪井英語塾では、このように説明します。長い説明になります。(これでもかなり短くしたつもりです)

方法2
疑問詞: What 何 / When いつ / Where どこ /
how 1.手段方法を聞く場合 2. 健康天気の状態を聞く場合 3. howの後ろの形容詞・副詞の程度を聞く場合

1.まず最初に主語(~は・~が)と動詞(日本語の文末。be動詞か一般動詞を区別すること)を書きます。

これは何ですか   本です。
this is

これらは何ですか  本です。
these are

あなたは何を持っていますか 本です。
You have

2.その文章を疑問文にします。
(be動詞ならbe動詞を主語の前に出す。一般動詞なら主語の前に do)

これは何ですか  本です。
is this ?

これらは何ですか  本です。
are these ?

あなたは何を持っていますか。 本です。
do you have ?

3.疑問詞を文頭に出します。

これは何ですか 本です。
What is this ?

これらは何ですか  本です。
What are these ?

あなたは何を持っていますか。 本です。
What do you have ?

3.答え方は、まず疑問文の主語を見て、その主語が
男が1人なら he
女が1人なら she
ものが1つなら it
人でも物でも複数なら they
youで聞かれたら I,we

これは何ですか 本です。
(疑問文の主語は これ / ものが1つ)
What is this ? It

これらは何ですか 本です。
(疑問文の主語は これら / ものが複数)
What are these ? They

あなたは何を持っていますか。 本です。
(疑問文の主語は、you)
What do you have ? I

4.次に疑問文で使用されている動詞をそのまま持ってくる。

これは何ですか 本です。
(疑問文で使用されている動詞は is)
What is this ? It is

これらは何ですか 本です。
(疑問文で使用されている動詞は are)
What are these ? They are

あなたは何を持っていますか 本です。
(疑問文で使用されている動詞は have)
What do you have ? I have

5.最後に日本語での「答え」を書く。

これは何ですか  本です。
What is this ? It is a book.

これらは何ですか 本です。
What are these ? They are books.

あなたは何を持っていますか 本です。
What do you have ? I have a book. 

おそらく、方法1の勉強方法が、時間的には早いことでしょう。例文さえ覚えてしまえばいいのです。
坪井英語塾の方法は、時間がかかります。主語・・動詞・・とか、疑問文の主語・・・などを確認しなければなりません。

でも、方法1の勉強法でやってきた人は。以下の文章が書けないことも多いです。

私は何を持っていますか。 本です。

ありがちな文章以外のものに非常に弱いです。
主語が、「私は」という例文をやっていないため、「何かこの文章変だな・・・」と感じるようです。
What do you have
まで書くことができるが、その先が困ってしまい、
What do you have me ????

と書いてしまうのです。

しかし、坪井英語塾の方法2であれば悩まずに書くことが出来るでしょう。
まずは、主語である「私」を書きます。
I
次に動詞を書きます。
I have
その文章を疑問文にします。一般動詞なら主語の前に、 doをつけます。
do I have ?
最後に疑問詞を文頭に置きます。
What do I have ?

方法1は、一般的な英会話、または出題される英文・英単語などが決まっている中学校の定期テストなどであれば、時間もかからずに効果的かと思います。
しかし、この方法が通用するレベルは、最初の基本レベルの文章程度かと思います。
「これは本です」「私はリンゴが好きです。」「私はテニスをしたい。」
少し長くても「彼がここにいるとき私は英語を勉強します」

大学入試レベル・英検2級・1級のレベルであれば、より長い文章になります。例えば、

After establishing Mar-a-Lago, his lavish Palm Beach, Florida, resort, as his post-White House home and office for the last four months, he a week ago moved his base operation to his members’ only Bedminster, New Jersey, golf club, where he will reside for the rest of the spring, summer and into early fall, a senior member of the former President’s team confirmed here.

レベルが高い文法であれば、これくらいの長い英文になることでしょう。こんな長い文章を暗記できますか?それを1つだけではなく、200も300も意味も分からずにただ暗記できますか?

このように、ルールをマスターできていれば、どんな文章でも書くことが出来るのです。

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